定期借家契約のデメリット

物件に住める期間が決まっている

定期借家契約は、その名の通り「居住期間があらかじめ定められている賃貸契約」です。契約期間は貸し主によって定められますが、1年から2年がよくある例です。定められた居住期間が過ぎると、原則としてその物件に住み続けることはできません。一般的な賃貸物件であれば賃貸契約の更新が可能ですが、定期借家契約では契約更新のシステムはありません。ただし、再契約という形でその物件に住み続けられる可能性はあります。契約期間満了直後に改めて契約するしくみで、当然ながら貸し主と借り主の双方が合意する必要があります。住宅の大規模なリフォーム工事中など、長期の居住を望んでいないなら定期借家契約をデメリットとは感じないかもしれません。

定期借家契約の途中解約は原則不可

定期借家契約は契約書で定められた期間だけ借りられる物件です。契約の更新はできず、途中で契約を打ち切ることも原則としてできません。契約期間中に別の住居へ引っ越すことはできますが、契約期間の満了まで家賃を支払う契約になっています。ただし例外はあり、住居全体の床面積が200平方メートル未満の場合は、業務上の転勤命令などを理由に途中で契約を終了できるとされています。この場合は契約期間が残っていても家賃を払い続ける必要はありません。床面積が200平方メートルを超える物件では中途解約ができないのが原則です。しかし、契約書に中途解約を認める特約をつけている場合は可能になります。契約書の項目は、契約完了前なら貸し主との交渉で変更できる可能性があります。